本と天秤とハンマー

弁護士と検事

弁護士には得意分野があります

弁護士に相談しなければならない事象が発生した場合、それまでに弁護士と話をした経験がないという人も珍しくありません。一般的には、日常生活で弁護士に相談する機会は少ないと言えます。 親族や知り合いに頼りになる弁護士がいる場合は別にして、全く予備知識のない状態で相談する弁護士を探すのは難しいものです。可能な限り知人などから紹介してもらうべきですが、インターネットなどで検索して見つけることも可能です。そのような場合に注意したいことは、弁護士には得意分野があることです。主として、民事、刑事のいずれかを扱っている人が多く、例えば、交通事故事案に精通している、消費者問題に詳しい、不動産関係に強いなどの特定の分野を専門にしている人もいます。

検事出身者は刑事事件に強いです

刑事事件の場合には、検事出身の弁護士が頼りになる場合が多いです。検事は刑事事件のみを扱っていますので、刑事事件に強い傾向にあります。被疑者の立場の場合で相談するケースが多いですが、最近では被害者参加の裁判もあって、被害者の立場で相談する場合も増加しています。検事出身の人は検察当局の捜査の進め方や裁判戦術を知り尽くしていますので、被疑者として不安な人を全面的に支援してくれます。 裁判官出身の弁護士も刑事裁判を多く経験している人の場合には、刑事事件に精通していますので安心です。インターネットなどで弁護士の経歴を調べることは簡単にできますので、民事であっても刑事であっても、相談したい事案に強い人を選定することが重要です。